「お綺麗です、綾葉様」
着々と進められていく様子に、傍で見守っていた奏はにっこりと微笑んだ。
当の綾葉はいつもの正装時よりも飾られていく事が気に入らない。
「……そう?私には少し華美じゃない?」
「いいえ、よく似合っていますとも」
以前、好んで着ていた装束を奪われてしまい、可哀想に思ったねねから新しい布を贈られたのだ。
武器を取る人間らしく、防具等を装着すれば戦にも出られるような身軽な着物に仕立ててもらったのだが、
いかんせん女らしさを強調させているように思えて仕方ない。
「藤色がとても映えます。まるで綾葉様の為にあるかのような淡い色遣い」
「…………」
そして、ねねが選んだという少し赤みがかった紅藤色の布地。
過去に綾葉が"藤姫"と呼ばれていた事を知ってか知らずか、贈られてきた時はさすがに閉口した。
返す訳にもいかず渋々仕立てた所、思わず笑ってしまいそうになるほど自分に馴染んだ。
(でも今日は、この色でよかったのかもしれない……)
主にとって大事な日、そして綾葉にとっては戦にも似た覚悟の日。
藤色を見れば思い出す大切な人が、味方として傍にいてくれる気がして安心する。
「……少し、いい?」
ふと思い立ち、女中に断りをいれると綾葉は自分の櫃を取り出して何かを探しだす。
最奥からようやく引き上げられたのは、大事そうに小さく包まれた布。
1枚ずつそっと剥がしてくと藤を模った立派な簪が現れた。
「わあ、綺麗な簪ですね」
「うん……」
「……誰かからの、贈り物ですか?」
「………そうだね」
言葉を濁し、複雑な表情を浮かべて簪を見下ろす。
何か事情があるのだと察した奏は、あまり深入りしないように注意しながら返事を待った。
綾葉はただじっと見つめていた。
それはどこか今の主に対するような、愛おしさと悲しみが混ざったような目で。
「よければ……挿しましょうか?」
「…………」
"藤姫"と名付けた主にもらい、唯一の形見になってしまったもの。
こうやって表に出すなんて事しなかったし、人にも決して見せたりしなかった。
だけど今は何だかそれをしてもいいと思った。
簪が似合うような女になれと、太陽のような眼差しで言われた。
きっとこの先身につけるような事なんてない、だって自分は戦人なのだから。
それでも今日だけは、今日ぐらいは、女として見られてもいいのではないかと。
そして、"長政様"に守ってもらわなければ、自分はきっと耐えられない。
「……これを付けたら、いけない気がして……」
だけどこれをつける事によって、想い人に嘘をつく事になる。
それはしてはいけないのだと、さすがの綾葉にもわかっていて。
「だから、持っています」
――長政様……私を、守ってください……
34・恋情、一縷の愛
「綾葉殿、今日は一段と着飾られましたな。お美しい」
「……私には必要ないものです、滅相もございません」
もう何人もの男達に声をかけられただろう。
そんなに自分の女らしい姿は珍しいかと、綾葉は目を伏せながら礼を返す。
「槍を振るっている将のようには思えませんな」
「そうしていると普通の女子のようですよ」
「……ありがとうございます」
反響が大きくて、やはり少しやり過ぎたかなと綾葉は独りごちた。
今日の主役は自分ではなくて、主とその縁談相手だというのに。
できれば静かに宴を終わらせたいと思っているのに、周りはそうさせてくれない。
居心地が悪くなってきた頃、仲の良い幸村の姿を見つけて内心安堵した。
だけど幸村もまた、一度だけハッとしたように目を瞬かせ、そしてにっこりと微笑んだ。
「素敵です、綾葉殿」
「幸村殿まで……」
「はは、既に何人もの殿方に言われていました?」
はい、と小さく返事をしながら項垂れてしまった綾葉。
そういう様子もより一層引き立てているのだろうと幸村は思っていたが、それは言わなかった。
「無理もありません。本当に見違えるようですから、驚かれた方は多いでしょう」
「馬子にも衣装といった所ですか?」
「いいえ、綾葉殿の魅力に気付かれたという事ですよ」
「……そう、ですか」
別にそんな事はいらないと思っている綾葉にとっては、あまり嬉しくない。
正直他の男には興味がないし、戦時にいらぬ色事を持ち込まれても困る。
だけど幸村のどこか温かい眼差しは、沈みかかっていた綾葉を安心させた。
「……それに、やはり貴女は藤姫だ」
「…………っ」
浅井長政と綾葉の事を知っている幸村に言われると、嬉しいような気恥ずかしいような不思議な気分になる。
少しは、"長政様"にも褒めてもらえるような女になれただろうかと。
「あの時も今も、藤色がよく似合います」
「……ありがとうございます、幸村殿……」
にわかに部屋が騒がしくなり、主である三成が姿を見せると空気は一変した。
幸村は行こうと誘ってくれたがどうしても顔を合わせる勇気がなくて断ると、
綾葉は仲良さそうに言葉を交わしている主や幸村達を遠くから見つめた。
(……三成様……)
一度だけ目が合って綾葉の胸は跳ね上がったが、ふいと顔をそらされる。
それからは三成は綾葉を見ようとはしなかった。
痛い、確かにそう感じて懐を押さえる。
しまい込んだ簪を握り締めて自分を保つ事に徹した。
(長政様の時だって、耐えたのだから……)
「綾葉、どうしたの?」
「おねね様」
聞こえた甲高い声はねねのもので、いつの間にか部屋に溶け込んでいた。
慌てて畏まるとねねは満足そうに笑っている。
「その色、やっぱり綾葉に似合ってよかったわ」
「……ありがとうございます」
「どうしたの、元気がないようだけど」
「いえ……」
「三成の所に行かないの?」
「…………行けません」
ねねは気付いていた、綾葉の三成に対する感情がただの敬愛でない事に。
だから関係を取り持ってあげたかったというのに、今の綾葉はとても傷ついていて。
ねねも自然と申し訳なさそうに眉根を寄せた。
「ごめんね、綾葉……うちの人が決めちゃったら、さすがの私でも覆せなくて……」
「そんな、おねね様が謝られるような事はありません」
「でも三成が誰かと一緒になるの、嫌でしょ?」
「…………そんな事は」
ありません、そう言おうとした唇は次第に重みを増していく。
ざわついている気持ちが綾葉を動揺させて、嘘すらつけなくなっていて。
だけど心配そうに見つめてくる視線に気付いて綾葉は虚勢を張った。
「私は三成様の配下です。ただ、お傍にいるだけですから」
「……そうできればいいのだけれど」
不安そうな言葉を漏らしたねねに、綾葉の勢いはすぐに弱まった。
「気付いてない?此処にいる殿方は皆、どうやって貴女を嫁にもらおうか考えていると思うわ」
「……そんな、まさか――」
弾かれたように周りを見渡すと数人の男達と目が合い、そしてそらされる。
どこかそわそわしているようにも見える者もいて、それがあながち冗談ではない事を物語っていた。
「それでね、綾葉……もし、その中の誰かをうちの人が気に入っちゃって、
綾葉と祝言を挙げる事を許しちゃったら、どうする?」
「え…………?」
まさに青天の霹靂だった。
頭を殴られたかのような衝撃にも似た言葉に、綾葉の思考は止まった。
「私もできれば綾葉の望みを叶えてあげたいんだけど、うちの人って気まぐれだから……」
「…………」
総大将である秀吉に一言告げられればそれは贖えない命だ。
殊更祝言の事になれば女である綾葉は自分で身の振り方を決められない。
たとえ自分がどんなに不服でも、それは決定事項になる。
「全く考えた事、ない?」
「…………その……」
おかしい話ではない。
主は子をもうけ家を存続させようとし、臣下は主を後世まで守る為に子を増やす。
臣下同士で娘を貰い合う、なんて事は当たり前。
かく言う自分の家ですら、そうやって浅井家に仕えてきた。
だから近い将来、結婚しなくてはいけなくなるかもしれないという事だ。
「綾葉……?」
「…………」
命じられたら、逃げられない。
そうなれば、誰かを愛さなければいけなくなるのだろうか。
誰かと生活を共にし、子を作り、生きていかなければならないなんて。
(だって、私は……三成様が……)
そんな、他の人なんて愛せない。
長政様以外目に入らなかった自分が、ましてや三成様の目の届く位置で誰かと一緒になるなんて考えられない。
もしかしたら家にいる事を命じられ、戦う事を禁じられてしまうかもしれないのだとしたら。
(そんなの、いらないのに……)
綾葉は憎らしそうに己の姿を見下ろした。
自分の意で動く体はもう子供のものではなく、確かに祝言の話が持ち上がっても可笑しくない程大きくなっていた。
告げられなくとも想いを秘めながら傍で見ているだけなんて事は、周りが許さないのだ。
「……少し、風に当たってきます……」
呆然としながら外に飛び出すと、救いを求めるように懐から簪を取り出した。
何年経っても枯れない作り物の藤が掌で咲き誇る。
――長政様……貴方は幸せになれと仰いました。
だけど、好いてもいない人と一緒になって、幸せになんてなれるんでしょうか。
吹いてきた風が藤を緩くそよがせる、けど簪は何も答えない。
いつでも死ねる気でいた、ずっと死に場所を探していたのだから。
女の幸せなんていらない、ただ主の為に生きられたらいいと思っていたのに。
(ずっと三成様の傍にいる為に、誰かと夫婦にならなければいけないなんて……)
まだ決まった訳ではない、でもそうならない保証もない。
今から心配したって仕方ない事もわかっている。だけど、気持ちが付いていかない。
「何をしている」
「っ……」
咎めるような口調、振り向かなくても誰かわかる声色。
跳ねる胸を抑えながらゆっくりと鷲色の髪を見遣ると、さっきまで部屋にいたであろう三成が不機嫌そうに立っていた。
「少し、風に……三成様こそ、宴はいいんですか?」
「……秀吉様がいらっしゃる前に酔いを覚まそうと思っただけだ」
「そうですか……」
まさか主が現れるとも思っていなかった綾葉は無意識に簪を両手で隠して、
何か言わなければと努めて笑ってみせた。
「……おめでとうございます」
「何がだ」
「……この、良き縁談の日に……」
「…………」
眉根の皺が増えていくので綾葉は口を噤むしかなかった。
それ以外に何を言えというのか、適当な言葉すらも思い浮かばない。
そして会話はなくなり、気まずい空気が辺りを支配する。
だけど三成はその場から去ろうとしない、そして綾葉もそんな気にならなかった。
寒くなってきた外気に少しだけ身を震わせ、微かに音を立てた簪を見下ろした。
「……おねね様に、言われました」
「何をだ」
想い人に言っても仕方がないのに、気がついたら声に出していた。
半ば助けを求めるように、綾葉は恐る恐る胸中に占めるものを打ち明ける。
「……もし、秀吉様に命じられたら、私も祝言を挙げなければいけなくなるだろうと……」
「そんなもの当然だろう」
何を言うかと思えば、とでも言いたげに大きく溜息をついてあっさりと言い放つ。
「家を存続させてこそ繁栄は続く。ましてや女の身で選ぶ余地などあるはずもないだろう」
「………っ」
正論をぶつけられ綾葉は傷ついた表情で俯いた。
一気に顔色を曇らせて下唇を噛む姿に、三成は言いすぎたと後悔した。
「……わかっていなかったのか?」
「………よく考えれば当たり前なんですけど、その……失念していました……」
「……………」
三成にとっても、その現実は嬉しいものではない。
自分の嫁として傍に縛り付けるのは、綾葉の望むものではない。
綾葉の思うままに生きればいい、だから無理に娶ろうとしなかった。
だが今の姿を見ている限り、嫁に欲しいと思う男は後を絶たないのだろう。
戦では鬼のような目をする者でも、普通にしていればその辺りにいる女と変わらない。
いつか、断り続ける事にも限界が来る。
「……それでも、俺に仕えているんだろう?」
時々思う、誰の嫁になろうと綾葉が辛い表情をするのなら、自分がもらえばよかったのかもしれないと。
だが様々な事情を知ってしまった三成にはできなかった。
浅井長政を想う綾葉を間近で見ながら夜を過ごす事など、できようもない。
「誰と夫婦になろうが、それは己の義には関係ない」
「…………」
「女のお前は多少状況が変わるかもしれんが、そう大きく変わる訳でもないだろう」
綾葉が誰かのものになると思うと気分が悪くなる。
だが君主に従わざるを得ない現実、そして自分が綾葉を抱けない以上、口に出しても仕方がない感情なのだ。
三成は目を逸らし、痛いような胸の鼓動を忘れるように庭の景色ばかりを見つめた。
「………嫌、です……っ」
「な………」
少し前まで笑っていたはずの綾葉が突然はらはらと泣き出すものだから、三成は大きく動揺した。
こんなにも弱々しく、悔しそうに頭を垂れる綾葉は未だかつて見た事がなかった。
決められた婚姻が当たり前の世において、女ならばさらに自由などないというのに、
それ程までに口惜しいのかと三成は狼狽しながら綾葉の涙を見つめた。
「好いてもいない方と一緒にならなければいけないのなら……いっそ死んだ方が幸せです…っ」
――目の前の人が好きなのに、違う人となんて嫌だ。
そしてその姿を主に見られるくらいなら、すぐにでも主の盾になって死んだ方がいい。
どうしようもないくらい好きになってしまっている、一瞬たりとも傍を離れていたくない。
想い人が誰かと一緒になるのは耐えられる、仕方ないと受け入れられる。
一生独りでもいい、想い人が誰かと幸せになっていてもいい。
だけど、たとえ命令だとしても、
「それだけは、嫌です……っ!」
――せめて、好きでいさせて欲しい。
両手をきつく握り締めると、模造の藤だけが零れて現れる。
誰からもらったのか一目で分かる簪に、三成の顔色が曇った。
紅藤色の衣装、そして大事に持ち続ける形見。
苛立ちもあった、だがそれ以上に呆れた。
「……そんなにも浅井長政に忠義を払っているのか」
「、……違い、ます……!」
ぼろぼろと涙を溢れさせながら、綾葉は主を見上げた。
いつしか見惚れていた鷲色の髪、その静かな瞳。
そして突然強い目を向けてきた配下に、三成は思わず息を呑んだ。
長い長い躊躇いの後、綾葉は意を決したようにゆっくりと目を伏せて。
「……お慕いしています……三成様」
「……っ」
少しだけ微笑んで、だけど悲しそうに熱い雫を落としながら。
「長政様の事はもちろん大切ですし、生涯忘れられない人です。
ですが……私は、ずっと前から……三成様しか見ていなかったように思います」
主として好きだと思っていた、だけどいつの間にかその垣根を越えていた。
"長政様"と同じくらい、もしかしたらそれ以上に、想っていた。
「……こんな縁談の日に告げる事ではありませんでしたね、申し訳ありません……」
恭しく頭を下げ、目を見開かせたままの三成をもう一度見つめる。
とんでもない事をしていると頭の何処かで冷静な自分が言っている、だけどもう今日しかなかったのだ。
「こんな私情に囚われた私を、三成様はきっと嫌うのでしょうね……だから、忘れて下さい」
忘れてほしい恋情、だけど知っていてほしかった。
「その感情抜きにしても私は……これからも三成様のお傍にいたいのです……」
――貴方の為に生き、貴方の為に死にたい。
たとえ貴方が誰を伴侶にしようが、たとえ誰もが貴方の敵に回ったとしても、私は最後まで貴方に従い続ける。
「三成様をお守りします、私の身が朽ちるまで」
――この体と、心は……貴方のものです。
「それが私の義です…………何があっても、それだけは貫き通します、から……っ」
また涙が溢れた。
想いを告げても、泣いても仕方のない現実が再び押し寄せてきて。
綾葉が悔しそうに俯いていると、視界の隅で三成の拳が震えている事に気付いた。
「言いたい事はそれだけか……っ!」
「っ!」
「お前……俺を何だと思っているのだ!」
激昂する主に綾葉はビクンと肩を跳び上がらせた。
それほどに自分の行為は許されない事だったのだろうかと。
「何故今更それを言う!?遅すぎる!」
思わず顔を上げたが、やはり三成は怒っていた。
「俺は………お前を……っ、嫁にしたかったのだ!!」
「………え……?」
大きく呼吸を繰り返しては綾葉を睨み付ける。
状況が理解できなくて、恐る恐る口を開いてみたが。
「それは、どういう事ですか……」
「わからぬのか!」
「い、いえ、そんな事は……っ」
それは、つまり。
(三成様が、私を好きだと、いう事……?)
「……本当に、俺が好きなのか」
「っ……は、はい……」
「浅井はいいのか」
「…………はい」
掌には大切な人からもらった簪が今でも美しく咲いている。
きっとこの形見を、主は快く思っていない。
主に対する想いを証明するのなら、これは手放さなくてはいけないのだろう。
できるのだろうか。いや、しなくてはいけないのだ。
「……持っていろ」
「え……?」
逡巡が伝わったのか、三成は溜息と共に呟く。
「それを捨てろとは言わん。誰を想っていようが俺は―――」
その続きはなかったが、視線を逸らす事なんてできなかった。
切迫したように見下ろしてくる眼差しが、主の心情を語っているようで。
三成は突然綾葉の手を掴むと、宴の行われている部屋まで大股で歩きだす。
驚く程の力で握られながら、何だか怖ろしい事をするような目の主を見上げた。
「み、三成様……?どうなさるおつもりですか……?」
「決まっている、縁談を取り止める」
「!いけません、そのような事は問題になります……!」
顔色を変え綾葉はその場に踏みとどまろうとしたが、びくともしない。
こういう反応をする事を予想していたから、こんなにも痛く握られていたのだ。
「元々お前以外選ぶ気がなかった。もう他の者など娶れまい」
「っ、そんな……相手の方が悲しみます!」
「……誰が泣こうとも、お前の涙を見ている方が辛い」
「………っ」
そんな事を言われるものだから、綾葉の抵抗は弱まった。
つまりは自分が好きだという意味で、想いが通じたのだとようやく現実味を帯びてくる。
(駄目なのに、どうしよう……すごく、嬉しい……っ!)
また泣き出してしまいそうで、綾葉はそれを抑える事に必死だった。
「あら、三成と綾葉。縁談を抜け出して二人で何してるの?」
ちょうど部屋を出ていたねねを見つけると、綾葉の手を掴んだまま三成は頭を下げた。
「おねね様、勝手を言うようでありますが、此度の宴、中止させていただきたく存じます」
「ええ、どうして?」
「……私が娶りたいのは、綾葉だからです」
真剣な表情の三成、そして俯いて申し訳なさそうにしている綾葉。
その二人を交互に見遣り、ねねは意地悪そうに笑った。
「それはできないわねー。だって今夜は三成と綾葉の為の宴だもの」
「「………………はい?」」
固まる二人を余所に、ねねだけが満足げな顔をしていた。
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ついに!
道のりは長かったです、でも何とかこぎつけました。
ちなみに左近はまたしても空気。
気持ちは通じましたが、まだ少しだけ本編は続きます。
ここからはとにかくほのぼのするだけです、お楽しみ下さい。